鈴木会計事務所の所長 鈴木久美子のブログです。
中小企業の経営者とのお付き合いもかれこれ30年。
会計や税金の話にこだわらず、色々と書いてみましょう。
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    金が減るのは税金のせい?
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    税理士業は冬が農繁期にあたり、多忙を極めたためしばらく投稿をサボっていましたが、少しゆとりが出てまいりましたので再開したいと思います。

    私の知る経営者のうち、かなりの確率でお聞きするのがタイトルの言葉です。

    金が減るのは税金のせい!

    税金は取られるもんで払いたくて払ってるんとちゃう 

    税金払ったら今月分の支払資金が足りなくなった

    国会で居眠りや聞くに耐えんヤジを飛ばしてるしてる政治家や税金の無駄遣いをする役人のために税金払いたくないわ

    などなどお怒りの言葉はよく聞かされます。

    とはいえ日本の法律では納税拒否は違反であり、罰金も科されます。
    文句は税金払ってから言えというのが日本の税法のスタンスです。
    脱税も同様に違反です。税理士は脱税の方法を指南したり勧めたりすると処罰されます。

    法人税率が高いという声もよく聞きますが、留保金課税があった頃に比べるとずいぶん下がっています。逆に健康保険料や厚生年金保険料、消費税が上がってきていますし、今後も上がる傾向です。
    赤字法人には法人税はかかりません。

    が、赤字なら税金はかかりませんが、儲けがないのでそもそも資金がどんどん減っていきます。
    意識的にその状況を作り出したい人も中にはいますが、長続きはしないでしょう。

    では本当に金が減るのが税金のせいなのか?

    約1000万円の課税所得で300万円の法人税と地方税とすると30%が税金で
    70%は会社に残る計算になります。
    消費税は売上などに転嫁した消費税から仕入や経費の支払いに転嫁された消費税を差引して納税しますので、会社が納税資金に手を付けていなければ納税できます。これは消費税を負担する消費者から預かったお金だからです。会社のお金ではありません。(これを会社のものと勘違いする経営者多数

    この計算ができていないか、税金をスケープゴートにしたいか、残った70%が借入金や割賦代金の返済に出て行くのを知らないのがタイトルの言葉の原因ではないでしょうか?

    | miny | - | 15:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - |









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